本学科では、幼稚園教諭と保育士を養成しています。次代を担う子どもたちを教え育む幼稚園教諭も、福祉の最前線で家族を支え弱者とともに歩む保育士も、人とかかわることがその仕事の中心になります。
専門家としての知識や技術はもちろんですが、人間的な温かさ、深さ、強さがあってこそ、よい仕事ができるのです。ですから、免許や資格が取れるというのは、表面的な目標でしかありません。学生がそれらの仕事にふさわしい人間的な成長をとげ、社会に出てからも学び続ける意欲を持つことこそが、本学科の教育課程に込められた願いなのです。
本学科では、次の3つのことを大切にしながら教育を進めていきたいと考えています。
1 と 2 のために、少人数の学生同士や教員との人間的な触れ合いができる演習科目を開設し、また、人を理解し、社会に目を向け、自然に親しむための幅広い学びを、一般教育科目で提供しています。専門科目のほとんどは 3 に関係が深いものです。
幼稚園教諭や保育士をめざす人は、それだけで既に、本学の建学の理念「愛と奉仕」と同じ方向を向いていると言えます。その素質を、さらに磨き上げることができるよう、願っています。
幼稚園での「預かり保育」の実施や、幼稚園と保育園(法令上は保育所)の機能を統合する「幼保一体化」が進められようとしているなかで、幼稚園教諭と保育士のふたつの資格をもつことは、大きな強みになります。
附属幼稚園はもちろん、近隣の3カ所の幼稚園や保育園への見学をくりかえし実施。入学後の早い段階から、保育現場を経験し、子どもたちとふれあうことで、実践力を養います。
本学科の学生は、隣接する附属幼稚園との保育ボランティアにいつでも参加できます。子どもたちと接する機会を数多く用意することで、幼児教育のプロとしての実力が自然と育まれます。
一般教育科目、専門教育科目、資格専門科目のより詳しい情報(授業内容、授業形態、担当教員等)については、「シラバス(授業科目の授業計画や大要)」のページをご参照下さい。
幼稚園教諭、保育士、認定ベビーシッター資格、レクリエーション・インストラクター資格、スポーツ・レクリエーション指導者を取得するための時間割例
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