本文へジャンプ
教員が有する学位と業績


井上薫(イノウエ カオリ, Kaori INOUE)

 職位 教授
 学位 修士(教育学)
 所属学会 教育史学会、日本植民地教育史研究会、朝鮮史研究会、日本教育学会、アジア教育史学会、国際高麗学会
 専攻分野  教育史学 
 主な研究課題 植民地期朝鮮における教育政策史、日本語の強制・普及、実業教育
 主な研究業績 (学術論文)
1.「植民地台湾の農業教育と農業教科書・教授書―1912年の農業「正科」化と「新教育」的要素表出の意味についての考察―」、『日本植民地・占領地教科書と「新教育」に関する総合的研究~学校教育と社会教育から』(研究代表者・西尾達雄、平成22-24年度科学研究費補助金基盤研究(B)(一般)研究成果報告書(課題番号22330207)、2013年3月、183-198頁
2.「植民地朝鮮の理科教育における農業政策との関係─稲に関する教科書・教授書の記述を中心に─」、研究代表者・西尾達雄『日本植民地・占領地教科書にみる植民地経営の「近代化」と産業政策に関する総合的研究』(平成25-27年度科学研究費委補助金、(基盤研究(B)(一般)研究成果報告書、課題番号25285208)、2016年3月、251-265頁
3.「朝鮮総督府学務官僚 大野謙一の植民地教育・植民地支配観」、『植民地教育支配とモラルの相克』(植民地教育史研究年報2015年)18号、皓星社、2016年3月、48-63頁
4.「植民地朝鮮の理科教科書・教授書における農業教育政策との関係─1930年代半ばまでの「稲」に関する記述を中心に─」、『植民地の近代化・産業化と教育』(植民地教育史研究年報2016年)19号、皓星社、2017年3月、12-21頁
5.「植民地朝鮮ではどのように農業を教えようとしたか―稲にかかわる理科との連携を中心に―」、佐藤広美・岡部芳広編『日本の植民地教育を問う―植民地教科書には何が描かれていたのか』、皓星社、2020年、267-293頁
(学会等研究発表)
1.「植民地台湾・朝鮮の初等教育における農業教科書・教授書と「新教育」―1912年の農業「正科」化と「新教育」的要素表出の意味の考察を中心に―」(西尾科研・研究成果報告)、日本植民地教育史研究会第16回研究大会、中京大学名古屋キャンパス・センタービル801、2013年3月17日
2.「台湾、朝鮮における農業および理科教科書への産業政策の影響―主として理科教科書における「稲」関係記述への注目―」、日本植民地教育史研究会第17回研究大会、相模原市立 市民・大学交流センター ユニコムプラザさがみはら・セミナールーム、2014年3月23日
3.「朝鮮総督府学務官僚 大野謙一の植民地教育・植民地支配観を中心として」(シンポジウム「植民地教育支配とモラルの相克」での提言)、日本植民地教育史研究会第18回研究大会、大手前短期大学М101、2015年3月14日
4.(ポスター発表=共同)〇井上薫・塚本久仁佳・名畑英一・進藤信子・岩野布美子・生駒英法・長津詩織(釧路短期大学)、「五領域を意識したグループ演習の試み その2-地域の子どもたちを対象にー」、全国保育士養成協議会第54回研究大会、2015年9月23日、ロイトン札幌(『全国保育士養成協議会第54回研究大会 研究発表論文集』、2015年9月23日、B1-014頁)
5.「日本植民地支配下の朝鮮史・朝鮮教育史の観点から」(北海道大学特任教授 西尾達雄“朝鮮近代体育・スポーツ史と日本”基調講演(退職記念最終講義)へのコメント)、これからの体育・スポーツ史研究を考える 世界史の中の大日本帝国主義(北海道大学特任教授 西尾達雄“朝鮮近代体育・スポーツ史と日本”基調講演<退職記念最終講義>)、北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 W201、2016年2月27日
6.「発題:植民地の近代化・産業化と教育」、日本植民地教育史研究会第19回研究大会・シンポジウム「植民地の近代化・産業化と教育」、東京家政学院大学・千代田三番町キャンパス1508番教室、2016年3月5日
7.「日帝下朝鮮における日本語普及・強制政策─1910年代前半の憲兵警察による教育への関与─」、日本植民地教育史研究会第20回研究大会、宇都宮大学教育学部8A33、2017年3月19日
 その他の活動 日本植民地教育史研究会運営委員(2000年3月~2018年3月)、 日本植民地教育史研究会副代表(2012年3月~2014年3月)、 日本植民地教育史研究会代表代行(2014年3月~2015年3月)、 日本植民地教育史研究会代表(2015年3月~2018年3月)、 日韓・日朝の明日を考える「釧路かささぎの会」事務局長(2000年5月~)、 学校法人湖畔幼稚園運営委員(2002年4月~)、 釧路地域少子化対策圏域協議会委員(2009年6月~2016年3月)、 全国保育士養成協議会北海道ブロック協議会理事(2010年4月~)、 全国保育士養成協議会北海道ブロック協議会会長(2016年4月~2018年3月)、 全国保育士養成協議会常任理事(2016年6月~2018年6月)、 学校法人緑ケ岡学園評議員(2010年6月~)、 釧路市教育推進計画策定委員会委員(2012年6月~2013年3月)、 白糠町子ども・子育て会議委員・会長(2013年11月~)、 一般財団法人短期大学基準協会・平成26年度評価員(2014年4月~2015年3月)
 主な担当科目 教育史、教育原理、教育学、比較文化、実習内容研究I 等
 主な学内業務 幼児教育学科長、教務委員、自己点検評価委員・ALO、生涯教育センター運営委員